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掛け軸の数え方

様々な掛け軸

掛け軸はどのように数えるのか

物の数え方には、その国の文化が反映されています。日本では、数え方に独特な物があり、たとえば、犬や猫は1匹、鳥は1羽、馬は1頭、刀は1振りなど、様々な数え方があります。
中でも、あまり知られていないもの、勘違いしている可能性が高いものの1つが「掛け軸」です。掛け軸は、同じ物でも、巻いたものと掛けたもので読み方が変わるのです。
巻いた状態の掛け軸を…軸(じく)、掛けた状態の掛け軸を…幅("ふく"や"ぷく")と数えます。掛け軸の関連商品では、風鎮があります。風鎮とは、もともと掛軸の軸の両下端に下げる「おもり」の役割を果たすものです。野山で行う茶の湯、野点(のだて)の際に、風が吹いて掛軸がひらひら動かないように作られたものでした。
いろいろなデザインや素材のものがあり、これ一つで掛け軸に重厚な雰囲気を与えてくれたり、季節によって付け替えたりして楽しめます。(掛け軸のアクセサリーのようなものですね)

変わった数え方をする、いろいろなもの

箪笥(たんす)

他にも、変わった数え方をするものに箪笥があります。箪笥を数えるのに一竿(さお)、二竿と言うのは、箪笥の語源から来ているようです。箪笥の語源は、担子(たんす)=棒(竿)を通して肩で担ぐものから来たらようです。昔は一棹(さお)、二棹という字を使っていましたが、今では「竿」の字を使っていますね。

神様

神様は、一柱、二柱と数えます。神様を数える単位は「柱」なんです。なぜ柱なのかについては、昔から木は神が宿るところと呼ばれたことからのようです。確かに御神木や、ご神体が樹木の神社は珍しくありません。辞書で調べてみても、新明解第5版には、『はしら【柱】 [二](造語)日本古来の神や神体・神像、また遺骨を算(カゾ)える語』。広辞苑では『はしら【柱】 (5)神・霊または高貴な人を数えるのに用いる語』とあります。しかし、「柱」で数えるのは日本の神であって、キリスト教やイスラム教やヒンドゥー教の神を「柱」で数えることはないでしょう。
西洋は一神教が多く、神様はそれぞれの宗教圏ではキリスト、アラーなど絶対の神が1人のみであるため、呼び方の単位は不要なのでしょう。一方、日本では多神教が主流で、昔から八百万(やおよろずの)の神という言い方が存在しますので、数え方(単位)は必須でしょう。

兎の数え方はご存知でしょうか?一羽、二羽ですね。もちろん、兎に羽はありません。その由来は、耳が羽に似ているからという意見もありますが、"兎の肉は、鳥の肉に似ている"という説が有力だそうです。

蝶は意外なことに一頭、二頭と数えます。何故そんな数え方をするのかというと、英語の数え方をそのまま訳したのが理由だそうです。英語では蝶を"one head"、"two heads"と数えます。

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