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掛け軸・彩色山水の描き方

水墨山水と彩色山水の違い

同じ山水画であっても、水墨山水と彩色山水では大きな違いがあります。水墨山水が白と黒の濃淡のみで描かれるのに対し、彩色山水は色を使って描かれます。モチーフは山や河川といった水墨山水と同様に自然の風景ですが、色があるかないかというだけで絵の雰囲気は大きく異なります。

彩色山水の構図

彩色山水の掛け軸も水墨山水と同様に「遠景」「中景」「近景」を表現します。その遠近法を取り入れた自然の風景を描くことが、山水画を書く上では重要であるためです。一番奥には山、その手前には滝、中心には木々、手前には古家、そして1番手前には河川を描くというのが特徴的です。

彩色山水の描き方

山々や滝が流れ落ちる風景は美しく、多くの山水画で取り入れられています。遠くのある山はあえて水の比率を多くした墨と色で塗って「ぼかし」を入れ、霧がかかっているように。青々とした木々が生えているように見せるためには、墨をより濃くし、葉を丁寧に。彩色山水の掛け軸は、色を加えることで鮮やかに描かれており、実際にその風景を見ているかのように感じられます。美しい水色で川を優しく塗り、木々に緑を色づけます。山肌を淡い黄土色で色づけするのも特徴的です。水墨山水には水墨山水の良さがありますが、彩色山水は色付けることで、自然の持つ躍動感と息吹をより表現していると言えるでしょう。

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