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この度はご訪問いただきまして誠にありがとうございます。私事で恐縮ですがある講演会の先生にあなたの名前は「家の中が栄える一方」だねと言われました。これは家の繁栄の象徴的な掛け軸を皆様にお届けするのは私の天職だと思い日々精進しています。全国の方に掛け軸を届けたいという想いから掛け軸の通販専門サイトを運営しております。
掛け軸(掛軸)販売通販なら掛け軸総本家 > 掛け軸のしまい方・保管方法
掛け軸は湿気が一番苦手です。掛け軸のしまい方としては、できるだけ湿気のないところに保管するということがポイントとして挙げられます。また、天気のいい日など、できるだけ湿気のない時期に桐箱に戻すというしまい方が理想的です。掛け軸は和紙に表装裂地が糊付けされており、湿気にたいへん弱いという性質がありますので、桐箱に入れ専用の防虫香を入れて保管します。桐箱は美しいだけでなく、水にも強いため、湿気から中身を守るという点でとても優れた保管場所といえます。
しかし、箱に収納する時に、掛け物を濡れた手で扱ったりするとカビの原因になります。また、雨の日などに湿気を含んだまましまうとカビの原因になったり、和紙と表装裂地(きれじ)との糊付が剥がれたりする原因になります。このような理由で、晴れた日にしまうことがベストといえます。
また、梅雨の時期や湿気の多い日に掛けた場合は、一旦しまったとしても乾燥した日にもう一度陰干しすることで湿気を防ぐことができます。このような保管場所と保管状態に関するポイントが、掛け軸のしまい方を考える上でまず重要といえます。
掛け軸のしまい方として重要なポイントの2点目は、しまう時の巻き方です。特に、長く掛けた掛け物を巻く場合、乾燥で掛物絵自体が折れやすくなっている場合がありますので注意が必要です。できるだけ負担がかからないようにゆっくりと巻いていきましょう。その場合、まず掛け物を胸の高さくらいの位置まで持ち上げ、両手でゆっくりと緩めに巻きます。胸の高さくらいまで巻いたら、軽く手で握るようにしながら、緩みを取るような感じでやさしく持ち上げてさらに巻いていきましょう。巻く時には、片手で掛け軸の中心あたりをやさしく包みます。そして、もう一方の手で矢筈(やはず)を持って、掛け緒に掛け、金具から掛け緒を外します。
続いて、矢筈を外さない状態で、掛け緒に掛けたまま、掛け物を下に向けて巻き上げます。掛け物を下側に向けることで、風帯(ふうたい)が下がり、掛物絵を巻いても風帯を巻き込むことなくきれいに巻くことができます。続いて、掛け物を畳の上に置くため、畳が濡れていないかを事前に確認しておきます。特に濡れていなければ、金具からはずした掛け物を畳上に置き、紐下を用意して、左右の風帯をたたみます。風帯がはみ出さないように気をつけながら、左の風帯は右に折り返し、右の風帯は左側へと折り返します。この時、畳上に置かず、風帯を垂らしたまま巻き上げてしまうと、ぐるぐる巻きになってしまいますので風帯を折り込みましょう。このようなしまい方をすると、次回掛け軸を取り出す時までにきちんと保管することができます。続いて紐を結びます。紐下を風帯の下に入るように差し込みます。紐下は巻緒を巻きつけた時に、掛物絵を傷めたりしないようにするためのものです。一周させて巻きつけ、中心から少し左寄りにしておいた巻緒を手前側に持ってきます。そして、左手で掛物絵を持ち、巻緒を手前に巻きながら掛物絵を反対方向にまわしていきます。3、4周巻いて、巻緒(掛軸の外側に巻かれた紐)を掛け緒(掛軸の上部にある紐)にくぐらせ、でてきた巻緒を引き、掛け緒の下をくぐらせます。最後に、両端を引っ張って結びます。
掛け軸を桐箱へしまう時は、湿気を防ぐために薄い和紙などで包むと防湿という点で効果的です。また、専用の防虫香も掛け軸といっしょにしまっておきます。湿気を防ぎながら、できるだけ負担のかからない方法で掛物絵を巻いて桐箱に保管することができるので、掛け軸のしまい方としては上記のようなしまい方がおすすめです。
このように、掛け軸は湿気が一番苦手です。しまい方としてはできるだけ湿気のないところに保管するということがポイントとして挙げられます。
掛け軸のしまい方・保管方法
湿気・カビを避ける
掛け軸は湿気が一番苦手です。掛け軸のしまい方としては、できるだけ湿気のないところに保管するということがポイントとして挙げられます。また、天気のいい日など、できるだけ湿気のない時期に桐箱に戻すというしまい方が理想的です。
掛け軸は和紙に表装裂地が糊付けされており、湿気にたいへん弱いという性質がありますので、桐箱に入れ専用の防虫香を入れて保管します。桐箱は美しいだけでなく、水にも強いため、湿気から中身を守るという点でとても優れた保管場所といえます。
しかし、箱に収納する時に、掛け物を濡れた手で扱ったりするとカビの原因になります。また、雨の日などに湿気を含んだまましまうとカビの原因になったり、和紙と表装裂地(きれじ)との糊付が剥がれたりする原因になります。このような理由で、晴れた日にしまうことがベストといえます。
また、梅雨の時期や湿気の多い日に掛けた場合は、一旦しまったとしても乾燥した日にもう一度陰干しすることで湿気を防ぐことができます。このような保管場所と保管状態に関するポイントが、掛け軸のしまい方を考える上でまず重要といえます。
巻き方に注意する
掛け軸のしまい方として重要なポイントの2点目は、しまう時の巻き方です。
特に、長く掛けた掛け物を巻く場合、乾燥で掛物絵自体が折れやすくなっている場合がありますので注意が必要です。できるだけ負担がかからないようにゆっくりと巻いていきましょう。
その場合、まず掛け物を胸の高さくらいの位置まで持ち上げ、両手でゆっくりと緩めに巻きます。胸の高さくらいまで巻いたら、軽く手で握るようにしながら、緩みを取るような感じでやさしく持ち上げてさらに巻いていきましょう。
巻く時には、片手で掛け軸の中心あたりをやさしく包みます。そして、もう一方の手で矢筈(やはず)を持って、掛け緒に掛け、金具から掛け緒を外します。
続いて、矢筈を外さない状態で、掛け緒に掛けたまま、掛け物を下に向けて巻き上げます。掛け物を下側に向けることで、風帯(ふうたい)が下がり、掛物絵を巻いても風帯を巻き込むことなくきれいに巻くことができます。
続いて、掛け物を畳の上に置くため、畳が濡れていないかを事前に確認しておきます。特に濡れていなければ、金具からはずした掛け物を畳上に置き、紐下を用意して、左右の風帯をたたみます。風帯がはみ出さないように気をつけながら、左の風帯は右に折り返し、右の風帯は左側へと折り返します。この時、畳上に置かず、風帯を垂らしたまま巻き上げてしまうと、ぐるぐる巻きになってしまいますので風帯を折り込みましょう。このようなしまい方をすると、次回掛け軸を取り出す時までにきちんと保管することができます。
続いて紐を結びます。紐下を風帯の下に入るように差し込みます。紐下は巻緒を巻きつけた時に、掛物絵を傷めたりしないようにするためのものです。一周させて巻きつけ、中心から少し左寄りにしておいた巻緒を手前側に持ってきます。そして、左手で掛物絵を持ち、巻緒を手前に巻きながら掛物絵を反対方向にまわしていきます。3、4周巻いて、巻緒(掛軸の外側に巻かれた紐)を掛け緒(掛軸の上部にある紐)にくぐらせ、でてきた巻緒を引き、掛け緒の下をくぐらせます。
最後に、両端を引っ張って結びます。
保管方法
掛け軸を桐箱へしまう時は、湿気を防ぐために薄い和紙などで包むと防湿という点で効果的です。また、専用の防虫香も掛け軸といっしょにしまっておきます。
湿気を防ぎながら、できるだけ負担のかからない方法で掛物絵を巻いて桐箱に保管することができるので、掛け軸のしまい方としては上記のようなしまい方がおすすめです。
このように、掛け軸は湿気が一番苦手です。しまい方としてはできるだけ湿気のないところに保管するということがポイントとして挙げられます。