【「掛け軸総本家」の夏季休業日とお届け予定につきまして 】
この度はご来店を賜りまして誠にありがとうございます。
●弊社のお盆の休業日は 8月8日(土)〜8月16日(日) となります。
※ご注文はホ−ムページやFAXなどで年中無休で受け賜ります。
●お休み前後のお届け予定日について
◎ 【 即配掛け軸 】(営業日午前中までのご注文は即日出荷)は「 8/7日(金)午前中まで 」受け賜ります。
◎ 【「S-」】から始まる商品番号の掛け軸は【 例:商品番号 S-MD4-012 】は「 7月31日(金)午前中まで 」の
ご注文は 8月8日〜10日頃のお届け予定でございます。( 7/31午後から8/16迄のご注文は8/25頃のお届け予定 )
◎【「K-」「N-」「G-」】の商品番号は「8月5日(水)午前中迄」のご注文は8/8〜8/10頃のお届け予定です。
( 8/5午後から8/16までのご注文は8/20〜22日頃のお届け予定 ※仏壇用はご確認下さい )
※ 営業日カレンダー(最下記ご参照)
◎ 夏季休業中のご注文やお問い合わせのお返事は8/17以降となりますので何卒ご了承くださいませ。

中国の水墨山水と日本の水墨山水の違い
中国と日本の水墨山水の違い
水墨山水の掛け軸には、中国のものと日本のものとで違いがあることをご存じでしょうか。まず、水墨山水を描くときの技法が異なります。そのため、見た目にもはっきりと違いが見てとれます。中国では輪郭線をはっきりと描くことが多いのに対し、日本では水墨の特徴である「にじみ」や「ぼかし」を活かすのが一般的です。また、薄い墨で描いた上に濃い墨をたらして描く日本独自の「たらしこみ」という技法で描かれた水墨山水は、他にはない深い味わいがあります。
なぜ「たらしこみ」技法が生まれたのか?
なぜ日本でこの「たらしこみ」という独自の技法が生まれたか、理由のひとつに水の質があります。中国の水は硬水ですが、日本の水は軟水です。軟水の方がより滑らかににじむため、繊細な「たらしこみ」をするのに適していたのです。墨の発色やにじみは、水墨山水を描く絵師たちにとって「命」とも言えます。少しでも質の良い水を求めて、絵師たちは朝露で墨を摺ったという話も残っている程、水というのは水墨山水にとって欠かすことのできないものだったのです。そして、もうひとつの理由は、日本ならではの紙、つまり和紙の存在です。和紙の丈夫さが無ければ、「たらしこみ」という技法を確立するのは困難だったに違いありません。程良く水を吸い、しかし破れにくい上質の和紙があったからこそ、水をふんだんに使い、何度も筆を重ねる「たらしこみ」の技法が生まれたのです。
水墨山水が目指す方向の違い
また、技法だけではなく、中国と日本では「水墨山水とはどうあるべきか」という方向性も異なります。中国の水墨山水は、山や河川という現実の存在を描きながらも、心の中だけに存在する究極の理想を追求することを目指しています。言わば鋭さを感じさせる中国の水墨山水に対し、日本の掛け軸に見られるそれはより柔らかで情緒を感じさせるものです。こうしたことを踏まえて、中国と日本の水墨山水の掛け軸を見比べてみると、また新たな発見があるかもしれません。
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