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掛け軸・水墨山水の描き方

水墨山水とは?

さまざまな種類がある掛け軸。そのひとつである水墨山水は、高くそびえる山や生い茂る木々、流れゆく河といった自然の風景を墨の濃淡だけで表現した芸術品です。水墨山水は一見すると、風景画のように見えます。しかし、描かれるモチーフのひとつひとつに確固とした意味があり、単なる風景画とは性質が異なります。

水墨山水の構図

水墨山水の構図をおおまかに分けると、天地でいう地の部分を「近景」、その上部である掛け軸の真ん中部分を「中景」、天の部分を「遠景」と言います。鑑賞の際は近景、中景、遠景の順に視線を下から上に上げていくように鑑賞するのが基本とされており、そうすることで絵の中を旅するような不思議な感覚を味わうことができます。

水墨山水の描き方

水墨山水は、水をたっぷり含ませた筆先に墨をつけて描くことで自然にグラデーションが生まれる「にじみ」、あらかじめ刷毛などで水をひいてから描くことで独特のニュアンスが生まれる「ぼかし」、水でモチーフをかたどり、乾かないうちに薄墨でなぞり、濃くしたい部分に墨を入れていく「たらしこみ」といった特徴的な筆づかいがあります。この独特の筆づかいを時には大胆に、時には繊細に、使い分けながら描いていきます。水墨山水は白と黒の濃淡のみで描かれます。しかし、その筆遣いは、土地の空気感をも表現できるので、床の間に水墨山水の掛け軸を飾るだけで、部屋の雰囲気を一変させる力強さを持っています。白と黒の濃淡のみで描かれているからこそ、見る人の心により強く印象に残るのです。

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