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鎌倉十三仏とは

十三仏信仰の歴史

掛け軸のモチーフとして有名なのが十三仏です。十三回の法要を司る十三の仏様が描かれており、お彼岸やお盆の時期に十三仏の掛け軸を飾るという家庭も多くあります。そして、生前から死後の裁判に向けてお参りをし、今をより良く生きようとする考えが十三仏信仰です。十三仏へお参りをすることは、故人への追善供養になりますが、追善供養をしたという善行は自らの功徳をつむことにもつながるためです。十三仏信仰は室町時代以降に広まったとされ、現在でも日本各地に十三仏霊場が存在し、多くの人々が信仰のために訪れています。

鎌倉十三仏とは?

鎌倉十三仏とは、掛け軸で有名な十三仏の化身を祀っているお寺のことです。今から三十年程前に定められました。このお寺が全て鎌倉にあるため、お盆の時期には十三のお寺を順に参拝する「鎌倉十三仏巡り」をする人が多く見られます。この十三のお寺を好きな順で参拝するなんてことはもちろんご法度で、お百度参りのように正しい順番があるので注意が必要です。この順番を厳守することで、故人への追善供養となるのです。

鎌倉十三仏巡り

最初に参拝する一番札所は、明王院です。ここには初七日の仏様である不動明王の化身である秦広王が祀られています。死者を裁く最初の裁判官で、三途の川を渡る場所を決める役割を担っています。善人のみが橋を渡ることが許されます。二番札所は、初江王を祀っている浄妙寺です。釈迦如来の化身であり、二七日目の裁判を行います。三番札所は、文殊菩薩の化身である宋帝王を祀っている本覚寺です。三七日の裁判では、男女関係の不義について裁かれると言われています。その後、四番札所の普賢菩薩の化身を祀っている壽福寺、五番札所の地蔵菩薩の化身を祀る圓應寺と続きます。地蔵菩薩は有名な閻魔王のことです。五七日に行われる閻魔王の裁きによって、次に生まれ変わる世界が決められます。「地獄」「餓鬼」「畜生」「修羅」「人間」「天上」の六道、そして最上の地「極楽浄土」、この中からどこに生まれ変わるかが決定される大事な裁判です。閻魔王の裁きを受けて、六番札所である浄智寺の変成王によって生まれ変わりの場所、七番札所である海蔵寺の泰山王によって男女の別や寿命がそれぞれ決められます。故人は、死後四十九日までの間は、現世から死後の世界へ向けて旅をしていると言われています。 百箇日以降は、故人の再裁判が行われるとされており、再裁判により少しでも高い位に上げてもらえるよう残された家族は法要を行うのです。

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